診療のご案内
糖尿病代謝内科
概要
糖尿病代謝内科では、糖尿病、脂質異常症、肥満、高血圧症、高脂血症などに対して、なるべく薬を使わずに食事・運動療法による治療に取り組んでいます。
糖尿病とは何ですか?
血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が慢性的に高い状態のことをいいます。通常は膵臓がインスリンというホルモンをだして血糖値を下げていますが、糖尿病はそのインスリンの作用が弱くなったり、分泌されなくなったりすると発症します。糖尿病は全身の動脈硬化性疾患(脳梗塞や心筋梗塞など)や様々なガンなどとも関係があるといわれてます。
診療方針
食事療法、運動療法を中心に行います。
食事療法については患者さん一人一人の生活に合わせて無理のない食事の工夫や方法を提案します。腹七分目で間食は避け、規則正しく3食食べ、よく噛んで食べる事なども大切です。
運動療法については、食後の運動は食後高血糖に作用があるといわれ、さらに少しずつ運動を続けていくことで体内のインスリンの作用が改善され、血糖が下がりやすくなります。
上記の食事運動療法に加え、必要に応じてインスリン療法などの薬物療法を行って、血糖値を上手にコントロールして行きます。
当院では患者さんの生活スタイルに合わせた治療法を一緒に考えていきます。
循環器内科
概要
循環器内科では、動脈硬化性疾患、狭心症、心筋梗塞、動脈瘤、心不全、不整脈、高血圧症などを中心に診療しています。
糖尿病の人は心臓病になりやすいですか?
糖尿病の方が狭心症、心筋梗塞になる確率は糖尿病でない人の約3倍といわれています。理由は血糖値の高い状態が続くと、血管が固く傷つき動脈硬化が進行するからです。
動脈硬化は糖尿病予備群の段階から静かに始まっていて、血糖コントロールはもちろん動脈硬化の管理も重要です。
診療方針
当科で行っている主な検査としては、24時間心電図、超音波診断装置による腹部・頸部・心臓のエコー診断、心電計、レントゲンなどがあり、患者様の病状に応じて行っています。
動脈硬化性疾患などの血液疾患の早期発見に努め、検診にて高血圧症・脂質異常症などを指摘され受診される患者様に対しては、問診と診察に加えて適切な検査を迅速に行い、診断と治療を進めていきます。
内科
概要
内科では、かぜ、インフルエンザなどのよくある感染症に対応いたします。花粉症、アレルギー性鼻炎、不眠などにも対応可能です。
診療方針
疾患の症状は腹痛、発熱、呼吸苦、倦怠感など多岐に渡ります。
当院では、様々な病状の可能性を考えながら、今の病気に対してわかりやすく説明を心掛けています。
症状に合わせて検査・治療を行なっておりますので、体調が悪いときは、ぜひご相談願います。